活動目的
女性のライフサイクルの中で大きな変化をもたらす、妊娠・出産。幸せな時期であるとともに、危機的な時期でもあります。
産後うつ、乳児虐待、夫婦不和など社会的にも問題になっている3大危機です。
その背景には、言うまでもなく孤育てもありますが、それに加え情報の多さからの混乱、また産後の母へのフォロー不足が原因ではないかと考えています。
インターネットから大量の情報は入ってくるが、信用できる情報を見極めることはむずかしく、翻弄したあげく迷宮入りしたり、不安を助長する事もあります。
また、妊娠期間は定期的な妊婦健診で医師や助産師に相談できる機会がありますが、産後は手放し状態。1か月健診のあとは専門家に気軽に相談できる場がないのが現状です。
地域で活動する助産師、看護師として母となった女性に寄り添い、母が正しい知識を得る場を設けるなどして、産後うつ、乳児虐待、夫婦不和などの産後危機を少しでも減らしていけることを目的として活動していきます。
活動内容
活動内容
- 母となった女性が、正しい情報から子育ての知恵をみにつけ快適に育児できるよう、学びの場をつくる。
- 産後の心身の状態、産後のリアルなど正しい情報をつたえ、産後に備えることができえるよう妊娠中の女性・産後の方の交流の場をつくる。
- 産後の夫婦のコミュニケーションやパートナーシップの大切さを考える場をつくる。
- 子供を産んだら一括りに「お母さん」と呼ばれてしまうことに問題提起する。一人一人が尊重すべき自立した大人の女性であることを、啓蒙していく。
さんSUN♡すまいる 〜名前の由来〜
さん・・・助”産”師、”産”婆
SUN・・・太陽の様にやさしく母となった女性を照らしたい!太陽の様に輝いてほしい!
すまいる・・・笑顔をサポートしたい
♡・・・どんなことにも心を込めて向き合う気持ち
活動メンバーのご紹介
沖野 麻利
助産師
私自身、2児の母。すべての女性が元氣になれば、世界平和に繋がるという野望のもと、トータルケアができる安らぎ助産院を開業しております。
私自身、1人目の出産・育児は思い通りにいかず、母乳育児では、とにかく苦しみました。今振り返ると、長男のときの妊娠、出産、育児を楽しんでいただろうか?助産師でありながらも、何故か涙が自然に流れてくるときもありました。
1人目の妊娠、出産、育児、その時にそばで安心して相談できる存在の人がいてくれたら、きっと、自分に自信が持て、出産、子育てができただろう、
また『助けて』を言える自分であったら、もっと氣楽にできたと思います。
今は自分が出来なかった、「助けて!」をいえる方が増えるように、また言える場所を作っています。
岩田 由美
看護師
2児(女、男)の母
小児科、産婦人科の病棟の看護師経験が6年半あります。
現在は施設で訪問看護師として勤務しています。
わたしの得意分野は料理を作ること、食べることです。グルメ情報はかなりアンテナ張っています‼
食育担当でもあります。
息子を出産後、地域助産師のまりさんと出会い、子育ての悩みを相談でき、赤ちゃんサロンや交流の場を教えてもらぃ、参加したことでママ友と出会えたこと、孤立した子育てをせずに気持ちを楽に吐き出せて、また子育てを頑張ろうと思える息抜きの場所がわたしにはとても救われました。
すべての女性が参加できて、赤ちゃんとママが笑顔で子育てが送れるよう、リフレッシュ、憩いの場をみんなで作っています。
正木 菜月
産後ドゥーラ
2021年12月から産後ドゥーラとして活動しています。
現在、2017年生まれと2019年生まれの男の子ふたりの子育てに奮闘中です。
長男出産後、妹の紹介で赤ちゃんサロンを知り、子育ての悩みや相談、子どもの成長を我が子のように喜んでくれたり、ママ同士の交流もできる心のオアシスになりました。
第二子を妊娠中に参加した”産前産後の母親サロン”では、産後ドゥーラという産前産後の女性に寄り添い、支えてくれる人がいること、子育てはもっと誰かに頼っていい・自分だけの時間を過ごしてもいいと言ってくれることで、頑張りすぎない育児が出来ています。
母としてだけではなく、ひとりの女性として大切にされている・居心地のよい場所・しんどい時にしんどいと言える場所になればと思います。
鈴木沙希
歯科衛生士
2020年コロナ禍に男の子を出産。
頼る人がいない、来てくれない、頑張るしかない。そんな育児の始まりの中、私の心を支えてくれたのが助産師あっこさんとまりさんでした。
一般・小児・矯正歯科に8年勤める中で、高齢者の口腔機能低下症を多く見てきました。その中で『これはいつからなのか?』と疑問を持つ中で学んでいくうちに『赤ちゃんからのお口の発達』に行きつき、現在も学びながら我が子で実践しております。
赤ちゃんの人生に『健康』が土台になるよう、そしてお母さんたちが緩める場所を作れたらと思います。